目の前のことには関心をもつ営業マン
昨日の記事で大仙市(だいせんし)の家庭では、これくらいエネルギーを消費しているとお伝えしました。
“秋田・大仙市・・”の記事タイトルを見て、「関係ねえや」、「興味なし」と思われた方が多かったと思います。
秋田出身の方なら、「んっ?」くらいの反応をされたかもしれません。
大仙市の方なら、思わずクリックされている可能性は大です。
基本的に人は”興味・関心のないモノ”には出会いません。
“見えて”いても、”観て”いないのです。
もし、自分の出身地や住んでいる街のことなら、反応する確率は高くなります。
さて、ここで少し切り口を変えて、大仙市を紹介してます。
あと半年経つと、”大仙市”を認識する人が一気に増えてきます。
8月の花火大会のころのことです。
このピントでピンときた方はスゴイですね。
大曲の花火大会とくればわかるでしょうか。
そう「全国花火競技大会」が
大仙市の大曲地区で開催されています。
この大会は、今年(2012年)で86回目の開催となります。
なんと、明治43年に1回目がスタートしているんですね。
こんなに歴史のある花火競技大会だとは、思いませんでした。
歴史だけでなく、見物客も半端じゃありません。
80万人からの人が”観に”くるのです。
”花火大会”ではなく、”花火競技大会”です。
花火を創った人たち自ら打ちあげて、
腕を競い合うのです。
(今なら、「大阪市長賞」の方が価値はあるかも・・)
花火職人たちが日本一をかけて戦うのですから、
レベルが高いのは当然です。
80万人が押し寄せることを見ても、
その魅力が十分にわかります。
ここまで理解すれば、
大仙市に興味がでてきたのではないでしょうか?
「一度観てみたいな」
「商談のネタに使えるな」
「他の花火大会とどう違うんだろう?」
「販促メニューに使えないかな」
商品やサービスも同じです。
知らないものには興味がもてませんが、
知るほどに、好きになりやすいものです。
お客さまに対して、
どれだけ商品やサービスのことを伝えらているか、
一度振り返ってみてください。
「この商品は”大仙市”です」としか伝えられていないのではないですか。
せっかくの商品特長を伝えていないのであれば、
もったいない話です。
今、大仙市は雪の中です。
8月の競技大会へ向けてのすでに”仕込み”が始まっています。
来月(3月24日)、「新作花火コレクション2012」が
大曲ファミリースキー場で開催さます。
四季を通して、「大曲の花火」を定着させるための活動です。
また、若手花火師(花火作家)の発掘も重要な目的です。
営業マンであるあなたの”今の活動”が半年後の売上になるのです。
目の前だけでなく、中長期の視点をもって日々の営業活動に取り組みましょう。
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2012年2月5日 | コメント/トラックバック(0)|
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