大阪・交野市の家庭で使われるエネルギー
交野市(かたのし)は大阪府の東北部(京都・奈良寄りといえばイメージできるでしょうか)に位置していて、人口78,892人、世帯数31,327世帯の街です。(2011年12月末日現在)
市内にはあまのがわ(天野川)が流れていて、「星のまち☆かたの」というキャッチフレーズがあります。
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苦手を克服して営業活動のいかす
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2012年は”家庭での省エネルギー推進”がクローズアップされそうです。
一過性のものではなく、継続的に取り組まれる課題です。
家庭での省エネ活動は幅広く、みなさんの営業に何らかのかかわりが出てくるでしょう。
ぜひ自分の仕事やビジネスに結びつけることを考えてみてください。
世間で注目されることを、うまく活用すれば成果も出やすくなります。
より身近に感じていただくために、市町村単位”小分け”しました。
交野市の営業の方はぜひ活用してくださいね。
◆交野市で家庭の省エネを実践しましょう!
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省エネを実践するには各家庭でのエネルギー消費をまず知りましょう。 その目安となる数値を下記にあげていますので、ぜひ省エネ推進に活用ください。 いろんな基準や数値、ことばが出てきますが、まず慣れることからスタートです。
◆交野市の地域区分と基準値
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住宅の省エネルギー実現のためのモノサシとして「次世代省エネルギー基準」があります。 ここには断熱や冷暖房に関する基準が定められています。 地域によって気候は異なりますので、基準も市町村単位で変わってきます。 「Q値」、「μ値」、「暖冷房負荷」がその基準となります。既築住宅でも、この基準値をひとつの目安にできます。
交野市市の地域区分は「Ⅳb」です。
「Q値」(熱損失係数) 2.7W/m2・K
「μ値」(夏期日射取得係数) 0.07
「年間暖冷房負荷」 460MJ/m2・年
◆給湯分野のエネルギー消費量
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給湯一次エネルギー消費量22.2GJ /年
*算出条件 : 40℃のお湯を一日あたり約441L使用
給湯の一次エネルギー消費量は「住宅事業建築主の判断の基準におけるエネルギー消費量計算方法の解説」(財団法人 建築環境・省エネルギー機構)P210より引用しています。
使用する機器はガス瞬間式給湯機(従来型、非潜熱回収型) です。
◆暖房分野のエネルギー消費量
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暖房の一次エネルギー消費量 24.7GJ /年
使用する機器はルームエアコンディショナーです。
◆冷房分野のエネルギー消費量
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冷房の一次エネルギー消費量5.9GJ /年
*約605kWh/年の電力消費になります。
*暖房、冷房の一次エネルギーの消費量を算出に 以下条件での算出となります。 使用する機器はルームエアコンディショナーです。
あたり、 財団法人 建築環境・省エネルギー機構さまが運営されている『省エネ法住宅事業建築主の判断基準算定用WEBプログラム1.2.1』を利用させていただきました。
【構造の種類】木造(軸組構法)、【断熱性能の区分】等級2相当。
◆照明分野のエネルギー消費量
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照明の一次エネルギー消費量は「住宅事業建築主の判断の基準におけるエネルギー消費量計算方法の解説」(財団法人建築環境・省エネルギー機構)P12より引用しています。 居間や台所、洗面所、トイレ、玄関、廊下など各所に24台の蛍光ランプや白熱電球が取り付けられたモデル家庭では、年間1,185kWhの電力を消費します。 このときの一次エネルギー消費量は11.6GJです。
◆換気分野のエネルギー消費量
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換気扇の一次エネルギー消費量は「住宅事業建築主の判断の基準におけるエネルギー消費量計算方法の解説」(財団法人 建築環境・省エネルギー機構)P11より引用しています。
選択したのは既築住宅でもっとも普及している第三種換気設備です。自然吸気口を居室のどこかに設け、機械(換気扇)の力で排気するタイプです。
このタイプで年間420kWhの電力を消費し、一次エネルギー消費量は4.1GJとなります。
◆家電分野のエネルギー消費量
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テレビや冷蔵庫、掃除機、洗濯機などのいわゆる家電製品の一次エネルギー消費量は「住宅事業建築主の判断の基準におけるエネルギー消費量計算方法の解説」(財団法人 建築環境・省エネルギー機構)P6より引用しています。
標準モデル家庭では年間33.8GJ(ギガジュール)の電力を消費しているわけですが、これは発電ロスや送電ロスなどがすべて含まれています。家庭で消費される電力は3,465kWh/年です。
4人家族なら月に290kWhくらい家電で使うことを把握しておけば、省エネ計画を立てる際にも役立ちます。
こちらから府内の他市町村データをご覧いただけます。 ≫≫ 大阪府・市町村省エネデータ一覧
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2012年1月30日 | コメント/トラックバック(0)|
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